自転車とキャンプ、ときどき音楽

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無駄のないギア比について、考えてみた

最近は多段化がすすんでいるのであんまり悩むこともないのですが、選択できるギア比になるべく無駄なく、自分に合ったチェーンリングとスプロケットの組み合わせを考えてみました。


ヒルクライム
まず、リアの一番大きなギアについて。昨年佐渡ロングライドを走った感じでは、フロント39T×リア25Tがあればヒルクライムも大丈夫!
フロント34Tならリア21〜22Tで、ほぼ同じギア比。
フロント36Tならリア23Tで、同じギア比になります。


【平地の巡航】
今の自分の脚力だと、一人で平地を巡航するときは、90回転で27、28km/h前後が気持ちよく走れる領域です。
インナーギアで走るとして、
フロント34T×リア14T(90回転で27.5km/h)、
フロント36T×リア15T(90回転で27.2km/h)
フロント39T×リア16T(90回転で27.6km/h)

リアのこのギア比の周辺は、クロスレシオにしたい。


【集団走行】
集団走行ではアウターギアで35〜40km/hくらいを想定すると、使うギアは、
フロント48T×リア13T(90回転で41.8km/h)
フロント48T×リア14T(90回転で38.8km/h)、
フロント48T×リア15T(90回転で36.2km/h)
フロント48T×リア16T(90回転で34.0km/h)
もしくは、
フロント50T×リア14T(90回転で40.4km/h)、
フロント50T×リア15T(90回転で37.7km/h)、
フロント50T×リア16T(90回転で35.4km/h)
フロント50T×リア17T(90回転で33.3km/h)
もしくは、
フロント52T×リア15T(90回転で39.2km/h)、
フロント52T×リア16T(90回転で36.8km/h)
フロント52T×リア17T(90回転で34.6km/h)

これにもう1枚重いギアがあると使いやすい。

トップギア
アウター×トップを使うのは、下りでさらに踏み込む時やゴールスプリントが想定されます。普段はあんまり使わないですが、90〜120回転で何km/hでるか計算しました。
フロント48T×リア11T(90回転で49.4km/h、120回転で65.9km/h)
フロント48T×リア12T(90回転で45.3km/h、120回転で60.4km/h)
フロント50T×リア12T(90回転で47.2km/h、120回転で62.9km/h)
フロント52T×リア12T(90回転で49.0km/h、120回転で65.4km/h)
フロント52T×リア13T(90回転で45.3km/h、120回転で60.4km/h)


これらを考慮して、段数別、アウターギア別に、自分の速度域でムダなく使いやすいギアの組み合わせは…

<10段>
◎ 48-34T × 11-12-13-14-15-16-17-18-19-21T
○ 50-34T × 12-13-14-15-16-17-18-19-20-21T
◎ 50-36T × 12-13-14-15-16-17-18-19-21-23T ←
○ 52-36T × 12-13-14-15-16-17-18-19-21-23T
○ 52-39T × 13-14-15-16-17-18-19-21-23-25T
注意1:11-21と12-21のスプロケットDURA-ACEのみ、12-23のスプロケットはDURAとアルテグラ、13-25はアルテグラ(高校生仕様)のみの設定
注意2:50T×34Tと52T×39Tは、シマノ純正を選べる

<8段>
○ 48-34T × 12-13-14-15-16-17-19-21T ←
△ 50-34T × 12-13-14-15-16-17-19-21T
△ 50-36T × 13-14-15-16-17-19-21-23T
△ 52-36T × 13-14-15-16-17-19-21-23T
▲ 52-39T × 13-14-15-17-19-21-23-26T

赤字はインナーでよく使うギア、オレンジはアウターで使うギア、下線はアウターとインナーで近いギア比となるポイント

結論、ロードバイクでは、コンパクトクランクで50×36、リアは12-23の組み合わせで走ってます。ロングライドやヒルクライムでは余裕を持たせてリア13-25、レースに出るなら、アウターだけ52にするかも。

ちなみにクロモリロードは、ゆったり48×34に13-23(8段)の組み合わせです。