クロモリロードのヘッドパーツで注意すること、スタックハイトについて
スレッド(ねじ切り)タイプのヘッドパーツの場合、そのコラムの長さによって使用できるヘッドパーツが制限されます。
確認するところは、コラムの長さとヘッドチューブの長さの差。これよりも低いスタックハイトのヘッドパーツを選ばないと使えません。
(スタックハイト)<= (コラム長)-(ヘッドチューブ長)
スタックハイトとは、ヘッドパーツ自体の高さ(厚さ)のことです。
昔あった、DURA-ACEのピスト用の軽量ボールレースヘッドとか、アルテグラのボールレースタイプ、シュパーブプロのヘッドパーツはかなりスタックハイトが低くて、それに合わせてコラムをカットしたフレームだと、ほかのヘッドパーツの選択肢がなくなっちゃってます。
スレッドヘッドの中古フレーム購入の場合は、使いたいヘッドパーツが入るコラム長があるかの確認がとっても重要です。
主なスレッドヘッドパーツ(1インチ)のスタックハイトを調べました。
<カンパ>
スーパーレコード 40.0mm
<シマノ>
・DURA-ACE(軽量ピスト用)HP-7600 31.0mm
・DURA-ACE(ボールレース)HP-7400 36.3mm
・アルテグラ(ボールレース)HP-6400 33.5mm
・DURA-ACE(シールドベアリング)HP-7410 37.6mm
・アルテグラ(シールドベアリング)HP-6500 37.6mm
<クリスキング>
・1インチ スタンダード 37.4mm
<タンゲ>
・レビン(鉄) 37.9mm
・レビンCD(鉄) 35.0mm
・レビンCDS(鉄) 33.3mm
・レビンアロイ(アルミ) 37.5mm
・FL250C(シールドベアリング) 35.7mm
・PASSAGE(パッセージ)DX 37.5mm
※ LEVINについて、製造時期によってスタックハイトが異なるという情報もあるので、購入時の確認をオススメします。